【ダービー卿CT(G3)展望】善戦続けるレッドアンシェル!強敵が揃った伝統のハンデ重賞
近3走が今回と同条件のゴールドサーベラス(牡6、美浦・清水厩舎)は初めての重賞挑戦となるが楽しみな1頭だ。3戦の内容は2勝、2着1回とこの条件に高い適性を見せるなかで2連勝中。特に前走の幕張S(1600万下)では最速の上りを使い外から鮮やかな差し切り勝ちを見せた。モーリスと同じスクリーンヒーロー産駒で、1月に1000万下、3月に1600万下を勝利して挑むローテーションが同じという点も見逃せない。一気の重賞制覇があっても不思議ではないはずだ。
このほかでは重賞未勝利ながら昨年の安田記念(G1)では4着の実績があるグレーターロンドン(牡6、美浦・大竹厩舎)や前走の東風S(OP)で約3年ぶりとなる勝利を上げたミュゼエイリアン(セ6、美浦・黒岩厩舎)など、有力な古馬勢が多数出走予定。
春のマイル戦線を占う意味でも重要なダービー卿CT(G3)。中山マイルでのハンデ重賞といういかにも荒れそうなレースであるが、今年はどのような結果になるだろうか。安田記念(G1)を目指す各馬にとって負けられないレースは31日(土)中山競馬場で15時45分に発走予定となっている。