日本ダービー(G1)「1週前追い切り」で際立つ馬は!? 関係者情報含む「光る馬4頭」をピックアップ
5/27(日)に行なわれる日本ダービー(G1)。それに挑む3歳馬たちの一週前追い切りが行なわれているが、どの馬も順調で良い状態で当日を迎えられそうな雰囲気である。
その中でも、虎視眈々と逆転を狙う馬たちの一週前追い切りをピックアップした。
皐月賞6着から巻き返しを狙うグレイル(牡3 栗東・野中賢二厩舎)。
栗東のCWコースでエンキンドルと併せ馬。6Fから少しずつスピードを上げて進路を内側にとって併入。全体時計が6F81.6秒、ラスト1Fは11.6秒で速いラップだった。
「強調できるアクションは特に無かったのですが、馬体は充実しており、至って順調です。最終追い切りで完全に仕上がるはずですよ」(現場記者)
皐月賞は重馬場ながら上がり最速タイの34.8秒。府中の長い直線はピッタリなだけに、最終追い切りでどれくらい上積みできるかが鍵であろう。
ブラストワンピース(牡3 美浦・大竹正博厩舎 )は、池添謙一騎手を背に美浦ウッドコースで追われた。
1600万下クラスのカルヴァリオ(牡5)を2馬身先行させて追走。直線で内側に入り最後は1馬身先着でゴール。全体時計6F80秒0、ラスト1F12秒5でまとめた。池添騎手も「背中の感触がいい」と成長を喜んでいた。
「見た目の馬体は、3月の毎日杯の時よりも、ひと回り大きくなっていますね。かといって、重さも感じない。ラスト一週でどう仕上がるのか楽しみですね」(同記者)
毎日杯から日本ダービー直行だが、ブラストワンピースは心身ともに安定しているようだ。
そんな中で、一番動きが良かったのがワグネリアン(牡3 栗東・友道康夫厩舎)。