真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.05.26 09:11
日本ダービー(G1)ダノンプレミアム「無敗」制覇待ったなし!? あまり知られていない「1枠1番」が最強を誇る「2つの理由」
編集部
「日本ダービーの開催週から仮柵が移動して、Cコースが使用されることが挙げられますね。それ以前に使用していたBコースもまだ2週しか経っていないため、内側の馬場が全体的に非常に良好な状態になります。
ダービーは1枠1番の成績がとてもいいので、そこばかりが注目されがちですが、実は全体的に見ても『内枠有利』という、はっきりとした傾向がありますね」(競馬ライター)
実際に先述した1992年以降、26回のダービーが行われ「1番から5番だけ」で半数を超える14勝を上げている。2着も9回と圧倒的なシェアを誇っているのだ。
逆に、やはり外枠は苦戦を強いられており、そのハンデを跳ね返してダービーを優勝した馬の中には、逃げることで枠順の不利を帳消しにした1992年のミホノブルボン(15番)、97年のサニーブライアン(18番)、もしくは圧倒的な実力差でハンデをものともしなかった1994年のナリタブライアン(17番)など、何らかの理由があった馬の存在が目立っている。
「これはあまり注目されていない事実ですが、実は日本ダービーは毎年『内枠を2頭分開けて』レースが行われています。つまり1枠1番の馬は、実質的に2枠3番のゲートからスタートするわけです。内には誰もいないので不利を受けにくいですし、最内枠特有の包まれる心配も激減します。これは有利ですよ。
また、逆に言えば外枠の馬たちはそれぞれ2頭分、外からスタートすることになります。例えば8枠18番の大外なら、実質8枠20番の位置になるわけです。これが外枠の馬が苦戦している理由の1つにはなっているでしょうね」(同)
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!