GJ > 競馬ニュース > サングレーザーも大変身!?  > 2ページ目
NEW

JRA福永祐一騎手「神騎乗」でサングレーザーも大変身!? 安田記念(G1)「主戦降板」となった2年前リアルスティールの「悪夢」払拭へ

【この記事のキーワード】, ,

 今回の安田記念には大阪杯(G1)を勝ったスワーヴリチャードや、昨年のマイルCSで敗れたペルシアンナイトらを筆頭に近年稀に見るハイレベルなメンバーが顔を揃えているが、サングレーザーの目下の充実ぶりもトップクラス。ここ2戦はいずれも上がり3ハロン33秒台前半の末脚で、メンバー最速。今ならG1に手が届いても驚けない勢いがある。

 ただ今回の安田記念は、その自慢の「末脚」がネックになるかもしれない。

「近年の安田記念は、前週からCコースが使用されている関係もあって『インの先行有利』という展開が続いています。この時期の東京は多少ハイペースになっても簡単に前が止まりませんし、特にここ最近は単騎逃げしたロゴタイプが2年連続で1着、2着に激走。昨年はサトノアラジンが上がり最速で差し切りましたが、ギリギリの接戦でした。

サングレーザーの末脚はこのメンバーでも脅威ですが、あまり末脚頼みの競馬になって、後ろになると届かなくなる可能性は低くないですね」(競馬記者)

 確かに記者の言う通りだが、「今」の福永騎手なら何とかしてくれそうな雰囲気がある。

 実際に、先週の日本ダービーでサングレーザーと同じく「末脚自慢」だったワグネリアンを先行させた上に、ピタリと折り合って見せた福永騎手。上がり3ハロンで使った末脚は34.3秒と、上がり最速だったアドマイヤアルバ33.4秒から1秒近く遅いものだった。

 言い換えれば、これまでのワグネリアンの「型を破ったスタイル」で見事、頂点に導いたことになる。ならば今週のサングレーザーも、馬場コンディションに適した臨機応変な騎乗が期待できるのではないだろうか。

 今から2年前の安田記念で、福永騎手は似たようなケースで苦い経験をしている。

JRA福永祐一騎手「神騎乗」でサングレーザーも大変身!? 安田記念(G1)「主戦降板」となった2年前リアルスティールの「悪夢」払拭へのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  2. 【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬
  3. 四位洋文騎手が「トラウマ」嘆く……武豊騎手も不快感を露にした昨年「マイルCS」ディサイファの悲劇
  4. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  5. JRA調教師の目標は「餌やり」からの卒業!? 競馬界の「影の王」ノーザンファーム外厩大成功に存在意義ズタズタ……
  6. 2017年競馬「流行語大賞」発表! 浜中俊騎手の「もういいでしょう」を退け『2017競馬・流行語大賞』に選ばれたのは……
  7. 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
  8. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  9. JRA有馬記念(G1)「伝説の逃走劇」はキタサンブラックでも、ダイワスカーレットでもなく、あの馬!? 前走4馬身圧勝から狙うレジェンドの再現
  10. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変