暴力団関係者、違法ゲーム運営者が騎手・調教師を買収!? 衝撃の「八百長競馬」で韓国に激震が走る
裏金を受け取って競馬の勝敗を操作するのに関与したとして、済州、ソウル、釜山・慶南の競馬場の騎手・調教師ら15人を逮捕・起訴し、6人を起訴猶予としたと発表した。
暴力団関係者や違法競馬ゲーム運営者から1,000万円近い大金を受け取った騎手たちが、競走馬を「コントロール」することでレース結果を操作していたとのこと。
この「コントロール」は、レース中における不自然な手綱の抑え、スタートの出遅れなど様々な手法で勝敗を操作。「自然発生」を装ったのだろうが、周囲の目はそれほど甘いものではなかったようだ。騎手だけでなく、調教師もまたこの関係者から金銭を受け取り、馬の状態などレースにかかわる情報を横流ししていたということである。
この暴力団関係者は、こうした情報を第3者に提供するなどして儲けを得ていたようである。
当然ながら、こうした八百長事件は競技の公正・公平を大きく逸脱するもの。さらに、もともとファンの「ギャンブル」である競馬での八百長は、一部の人間だけが得をする構図であり、決して許されることではない。
急遽発覚した韓国の八百長競馬。日本では最近「野球賭博騒動」が大きく取り上げられたが、日本競馬ではこうしたことがないようにと心から願うばかりだ。