JRA小牧太騎手「検査結果」復帰の見込みは? 阪神・糸井嘉男外野手とリハビリ「共闘」誓う?
30日の中京競馬で落馬負傷した、JRAの小牧太騎手の容体が明らかになった。
この日、中京6レースでリリアンローズに騎乗していた小牧騎手は、最後の直線で前方の馬と接触し、落馬。幸い馬の方に異常はなかったが、騎手は後続の馬に踏まれるなどして救急車で豊明市内の病院に搬送された。
肋骨骨折に、肺気胸の疑い……今年で50歳、現役では51歳の柴田善臣騎手に次ぐ大ベテラン。心配されるのは身体だけでなく「騎手としてのキャリア」そのものであり、事故発表直後はネット上でも「引退説」が飛び交った。
そんな小牧騎手が3日、国内最大級の競馬ポータルサイト『netkeiba.com』で連載している人気コラム『太論』を更新。検査を受けた現在の様子が語られている。
「いつもは小牧騎手のインタビューが行われているコラムですが、今回は状況が状況ですので、小牧騎手に代わってバレットを務めている長女のひかりさんがコメントを寄せる異例の形式となりました。
コラムによると検査の結果、小牧騎手は肋骨骨折5本(7カ所)に、外傷性の肺気胸という診断が下されたようです。述べるまでもなく重傷ですが、2日には食事を摂れるまで回復しているとのこと。まずは一安心ですね。『回復』という点では、すぐに食べられるようになったのは非常に大きいと思います。
また、ひかりさんのコメントによると、肺気胸の症状が思った以上に順調に回復しているとのこと。未だICU(集中治療室)からは出られないそうですが、当初の予定よりも早く退院できる可能性もあるそうです」(競馬ライター)