JRA蛯名正義騎手「1番人気惨敗」で八つ当たり!? 北村宏司騎手に文句タラタラも「不利を受ける場所にいるのが問題」?
競馬界の第一人者・武豊騎手の同期としてJRA通算2500勝。2001年にはリーディングも獲得した蛯名正義騎手だが、近年は年齢的な衰えもあってか苦戦が続いている。
昨年、年間34勝と一流騎手の地位を確立してからはワーストの成績に終わった蛯名騎手。今年はすでに20勝と昨年の成績は上回りそうだが、それでもリーディング28位、重賞もゴーフォザサミットの青葉賞(G2)のみと物足りない状況だ。
「最近の蛯名騎手が苦戦している最大の原因は、エージェント(騎乗仲介者)を付けずに活動していることと言われています。昨年、JRAがエージェント制度の改革に乗り出した際、蛯名騎手は率先してエージェントを解約しましたが、やはりエージェント制度が支配する今の競馬界で、1人で騎乗馬を確保するのは相当な負担になっているようです。
他の騎手もそれがわかっているのか、結局、蛯名騎手に続いてエージェント雇用をやめたのもわずか数名……。関東騎手のリーダー格であるはずの蛯名騎手としては、面目丸潰れですし、さらにエージェントを切ったハズの騎手も、何人かは密かに騎乗仲介の世話になっているとか……。蛯名騎手もそれを知ってか知らずか、さらにイライラが募っているようですね」(競馬記者)
そんな悩める大ベテランの”怒り”が爆発したのが、先週8日に福島競馬場で行われた彦星賞(500万下)だったようだ。
このレースで1番人気のタケショウベストに騎乗していた蛯名騎手は、勝負所の最終コーナーで大きくロスして9着に惨敗。レース後、本馬で勝負していたファンからは「なんで、あんなに外回すんだ?」「下手過ぎる」「あり得ないだろ」と、蛯名騎手の不可解な進路取りに不満が殺到していた。