真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.08.10 14:20

JRA牝馬ラス1に暗雲? ラッキーライラックがリリーノーブルに続き故障でローズS回避
編集部
2歳女王で、今年のクラシックでは桜花賞(G1)で2着、オークス(G1)で3着と好走したラッキーライラック(牝3、栗東・松永幹夫厩舎)。オークス後は休養に入り、9月16日に開催されるローズS(G2)で復帰予定だったが、10日に右後脚の球節に腫れが見つかったため回避すると、所属するサンデーサラブレッドクラブが発表している。
ラッキーライラックは石橋脩騎手とタッグを組み、これまで6戦4勝。クラシックでは2冠牝馬・アーモンドアイの後塵を拝したものの、秋以降のリベンジに大きな期待が寄せられていた。
「ラッキーライラックは、登録していた凱旋門賞(G1)への出走を回避し、秋は国内に専念することを発表していました。そしてローズS後は秋華賞へ向かい、最後の1冠をかけてアーモンドアイと三度相まみえるはずだったのですが……。今回の1件でそれにも暗雲が立ち込め始めています」(競馬誌ライター)
ラッキーライラック陣営は「症状はおさまりつつある」と軽症であることを強調している。そのためアーモンドアイ同様、ステップレースを使わず、秋華賞直行ということも考えられるだろう。
またオークス2着のリリーノーブルは前走後、右前脚の剥離骨折が判明。秋は秋華賞直行だと思われていたが、今週、左前脚の球節部に腫れが見られたため、現在はノーザンファーム空港牧場に放牧されている。
ラッキーライラック、リリーノーブルなど、アーモンドアイの三冠達成に立ちふさがっていたライバルたちが次々とトラブルに巻き込まれている。牝馬クラシック最後の1冠はどのような展開になるのだろうか?
PICK UP
Ranking
17:30更新引退・種牡馬入りが一転して現役復帰!? 数奇な運命をたどることになった競走馬たち
武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 「元イエスタカス」ダッシングブレイズ重賞制覇に高須院長も「イエス」!? 名前に翻弄された素質馬の飛躍が話題
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- JRAヴィクトリアマイル(G1)至高の”1000円”勝負!現場ネタが導く「アノ伏兵」が波乱を!?
- 「世代最強候補」クロワデュノールは本物なのか?ホープフルSで下馬評を覆す最強刺客
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬