GJ > 競馬ニュース > 武豊「リーディング目指さない」  > 2ページ目
NEW

武豊「リーディング目指さない」発言の”真意”。JRA通算4000勝の節目を迎えた競馬界のレジェンドが示した「未来像」とは

【この記事のキーワード】, ,

武豊「リーディング目指さない」発言の真意。JRA通算4000勝の節目を迎えた競馬界のレジェンドが示した「未来像」とはの画像2

 確かに全盛期には年間200勝を上げていた武豊騎手だが、ここ最近はリーディング争いどころか100勝の大台に乗せることが難しい状況になっていた。今年も現在58勝でリーディング14位。先週のスプリンターズS(G1)で見せたように大舞台での勝負強さは健在だが、勝ち星は確実に減少傾向にある。

 しかし、その一方で競馬人気はまだまだ「武豊依存」を保ったまま。本人にも第一人者としての自覚があるからこそ、あえて自身の現状を受け入れ「今後、競馬界のために何ができるのか」を考えた上での発言なのだろう。

「秋のG1シーズンを迎え、今年も競馬は大きな盛り上がりを見せていますが、やはり武豊騎手の影響力は極めて大きい。近年を振り返っても、最も人気と知名度を兼ね備えた馬はキタサンブラックです。あの馬にしても、ただ北島三郎さんの馬というだけでなく、武豊騎手が主戦を務めたからこその爆発的な人気だったと思いますね。

最近では海外馬券の発売も定期的に行われ好調な売れ行きを保っていますが、あれも武豊騎手が積極的に日本馬とともに海外へ遠征して道を作ってきたからこそ。日本の競馬ファンに世界と戦う『夢』や『ロマン』を提供し続けたからこそ、今の人気があると思います。その貢献度は計り知れませんよ。

今後は騎乗数なども減らす可能性もありますが、むしろキャリアを長く続ける上では自然な選択。日本競馬にはまだまだ『武豊』が必要ですし、今後もここ一番で大きな話題や盛り上がりを提供してくれる騎手であり続けてほしいですね」(同)

武豊「リーディング目指さない」発言の”真意”。JRA通算4000勝の節目を迎えた競馬界のレジェンドが示した「未来像」とはのページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  2. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  3. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  4. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  5. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  6. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  7. C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
  10. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!