真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2018.10.22 08:07
武豊「日本ダービー6勝目」意識? クラシック主役候補ワールドプレミア新馬勝利
編集部
が、戦前から”相手は1頭”と決め打ちしていたのか? 武豊騎手は”待ってました”と嘲笑うかのように、2発のムチでワールドプレミアに気合いを入れると、二弾ロケットのようにさらに加速して、メイショウテンゲンを難なく退けて勝利した。
牝馬ながら最後まで先行し粘りこんだエスポワール、3F 34.7の末脚を繰り出したメイショウテンゲンもかなりの能力の持ち主だ。だが、さらにその上をいくポテンシャルを持ち合わせていたワールドプレミア。数えきれないほどの名馬の背中を知る武豊騎手としては、予定通りの勝利といったところだろう。
レース後、武豊騎手からは「抜け出してからフラフラしたけど、いい脚だった。本気で走ったのは一瞬だけ」(デイリースポーツより)と、同馬への期待の大きさが滲み出るようなコメント。
ディープインパクトを父に持つワールドプレミアは、2016年2月1日生まれのノーザンファーム産。母マンデラはドイツオークス馬。現在、種牡馬生活を送っている日本ダービー馬エイシンフラッシュの母同様、ドイツの至宝Mラインの血脈を持つ。
全兄には皐月賞を2着し、1番人気に支持された日本ダービーで惜敗したワールドエースがいる。ワールドプレミアは2016年のセレクトセール当歳において、今年、馬主歴7年目を迎える大塚亮一氏が、2億4,000万円という超高額で落札した。大物馬主たちが競りに競った一頭だ。
同馬を管理するのは、一昨年のマカヒキと今年のワグネリアンで、ダービー2勝トレーナーとなった友道康夫調教師。
PICK UP
Ranking
23:30更新- クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
- ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
- 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
- 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
- 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
- C.ルメール「アンラッキー」な過怠金に謝罪…マイルCSでも「牝馬のC.デムーロ」の手綱冴えるか?
- 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
- 【京都2歳S(G3)展望】藤田晋オーナーの大物エリキングが登場! ジョバンニ、サラコスティがリベンジに燃える
- 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!