JRA朝日杯FSグランアレグリアの不安点? 美浦から届いた重要情報!
今週末に開催される第70回朝日杯フューチュリティステークス(G1・芝1600m)。今年も2歳王者戴冠を目指し、素質あふれる若駒たちが集結した。ここ最近、美浦の各陣営はこの1戦を制するべく、出走馬の調整に余念がない。今回はその『美浦』の関係者たちから届けられた【出走馬(秘)情報】をご紹介しよう。
まず牝馬38年ぶりの優勝を狙うグランアレグリア(藤沢和雄厩舎)。
新馬戦でグランアレグリアは、1分33秒6という衝撃的な新馬レコードを叩き出す華々しいデビューを飾った。そして2戦目には、牡牝混合戦となるサウジアラビアRC(G3)を選択。レースでは出遅れてしまうも、そのロスを取り戻すかのごとく早めに進出を開始。直線で早々と先頭に立つとそのままライバルたちを寄せ付けず、3馬身半差をつけて圧勝。牡馬を歯牙にもかけない走りを見せ、改めて実力を証明した。
「前走を使った後も疲れはなかったようです。中間もここを目標に調整。最終追いは美浦Wで行い、右後ろ脚を落鉄するハプニングもあったものの問題はなく、4馬身先行する僚馬を追走し、直線で並ぶと1馬身先着。5ハロン69.2秒、ラスト13.0秒をマークしています。馬体も5~6kgほど増えていますし、順調にきているようですね。
ただ東京競馬場でしか走ったことがないので、阪神競馬場への輸送でどのような影響が出るかが懸念事項。それでも陣営は、『この馬の能力を信じます』と語っていましたし、期待できるのではないでしょうか」(美浦記者A)
追い切りで騎乗したC.ルメール騎手は「コンディションが良いですし手応えも良く馬が自分から動いていました」と好調をアピール。さらに「ディープ産駒らしく軽い走りで終いに速い脚を使えますし、さすがの能力がありますね」と能力を絶賛していた。
牝馬の2歳王者、誕生なるか。