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JRA崖っぷちベテランジョッキー関東編~田中勝春・柴田善臣・村田一誠・小島太一ほか~

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 昨年1勝以下の関東所属騎手は13名いるが、関西所属騎手は4名。この差からも西高東低は明白。中でも2年連続で1勝以下の江田勇亮、西村太一、高野和馬、小島太一は深刻だ。特に小島太一騎手は2014年から6年連続で未勝利となっており、今年の騎乗も1回のみ。キャリア15年目となるが、まさに崖っぷち騎手といえるだろう。

 キャリア10年目の西村太一騎手は昨年わずか46回の騎乗で1勝。2016年以降2番人気以内に7度の騎乗があったが、すべて未勝利なのだから、関係者の評価は推して知るべしだ。また的場勇人騎手もここ数年騎乗回数が200回を割っており、昨年はデビュー以来最少の騎乗回数で最少の1勝のみ。こちらもキャリア14年とベテランの域に入っているが、エージェントは関東若手ナンバー1の武藤雅騎手も担当しており、今後の見通しは暗い。

 最近は若手騎手が追い切り以外でも、ノーザンファームやビッグレッドファームなどの外厩施設へ放牧中の馬に乗りに行くなど、トレセン外でも積極的なアピールをしている。そしてそれが実際の騎乗にも繋がっているようだ。しかし、残念ながらある程度の年齢に達したベテランジョッキーに、そういったフットワークを求めるのは酷といえよう。そういった状況からも、大手クラブ馬主や大手馬主が若手騎手への依頼に偏重するのも自然な流れといえる。とはいえ、かつてJRAを盛り上げたベテランジョッキー達が、このまま消え去っていくのは忍びない。何とかもう一花咲かせ、アッと驚かせてほしいものだ。

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