【重賞展望・小倉記念】老兵ダコールが4年ぶり1番人気濃厚も、オルフェ手掛けた池江調教師が「絶好調」宣言したダービー2着馬サトノラーゼン復活に注目!
一時は京成杯(G3)を勝ち、クラシック候補に躍り出たペルーフだったが、皐月賞(G1)で12着に大敗して休養。復帰戦となったのが、昨年の小倉記念だったが、その時は古馬に交じって2着と改めて能力の高さを示した。
しかし、あれから一年、大きく崩れはしないものの今一歩足りない競馬が続いている。どうやらズブさが出てきたことが原因らしいが、池江調教師は「気配は徐々に上向いている」と改めて期待を込めている。今回鞍上に迎えたD.ホワイト騎手の”ゲキ”でズブさが快勝されれば、復活も見えてくる。
他にも一昨年の2着馬で夏に調子を上げるマーティンボロ、その時の3着馬だったメイショウナルト、前走の鳴尾記念(G3)で13番人気3着と激走したプランスペスカなど、このまさに”どん底”の戦いから誰が這い上がるのか。ここまでメンバーが弱体化すると、逆に興味が沸いてくる。
例年にない寂しいメンバー構成になりながらも、その分復活に懸ける馬たちにとって熱が入る小倉記念は、7日(日)15時35分の発走予定だ。