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パチンコ「絶対君主」の「変化を恐れない挑戦」。「羽根物分野」まで版図を拡大!? 

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 キングオブパチンコ。ホールの絶対君主として君臨している『海物語』シリーズにおける人気と強さの秘密は変化を恐れない挑戦の姿勢にあるかもしれない。その歴史の長さも関係するが、ほぼすべての様式で機械が発売されているのではないだろうか。

 デジパチ、1種2種、権利物、そして羽根物までも。羽根物は、正確にいえば機種区分が撤廃された1種2種混合機となるが、あくまでも役物による抽選がメインとなる羽根物であるといっても差し支えないだろう。

 いわゆる旧要件機、新要件機時代は羽根物の機種も多く、『スタジアム』などの名機も作り上げた三洋であるが、00年代以降の第3世代においては『パーラー星人』くらいで、ほとんど羽根物ジャンルを放棄したような振る舞いであった。

 そんな中、2010年に突如として『パーラー星人』から7年ぶりとなる羽根物をリリースすることになる。しかも『海物語』の看板を背負って。その名も『CRAハネ海物語』である。

 役物は2段構造で、羽根から拾われた玉はまず直下に搭載された3つ穴回転体によって次のステージに進出するかハズレかが選別される。赤枠の穴に入れば下段ステージに移行となる。回転体は手前で玉が滞留する作りとなっていて、タイミングよく時計回りで回転する赤枠ポケットに収まれば第1段階クリアである。

 ちなみに、スタートチャッカーに入賞しても羽根が開かない場合は直撃大当りのチャンス。役物内部に用意された液晶によって大当りを狙うこととなる。直撃大当りの確率は1/149.9である。

 下段ステージでは、中央にクジラッキーをかたどった役物が搭載され、左右にスイングする大砲型のV入賞口を目指す格好となる。この下段ステージでもクジラッキー役物の手前のスペースで玉が滞留するように設計されていて、クジラッキーの首振りと左右にスイングする滞留玉が正面で重なり合えばV入賞となるのである。

 大当り後は液晶による図柄抽選演出が発生。偶数図柄の場合は5R大当りであるが、奇数図柄だと5or16R大当りで100回転の時短が付く仕様となっている。時短突入率は役物大当り時で51%、直撃大当りなら54%である。

 時短中は羽根のロング開放率がアップするので当りやすくなるような仕掛けが施されている。ただ、大当り時の時短突入率に変化はないので、時短がループする割合もおおむね1/2程度と過度な連チャン性は備わっていない。

 前述したように、上段ステージでも下段ステージでもゆらゆらとたゆたう銀玉の行方によって勝負が左右される、まさに玉の動きを楽しむことを主眼においた王道の羽根物と言えるだろう。

 ゆったり、たっぷり、のんびり、玉行けば楽しい『ハネ海物語』。

(文=大森町男)

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