JRA朝日杯FS(G1)グランアレグリア「敵」はアーモンドアイ!? 牡馬相手にジャパンC圧勝の最強女王が見せる幻影

 出走回数の5回の京都で未勝利なのは仕方ないにしても、肝心の阪神で【2.0.0.13】は決して相性が良いとは言えない。タワーオブロンドンによるアーリントンC(G3)勝ちがあるものの、上位人気で飛ぶケースも少なくなく、先週の阪神JFで人気を集めたシェーングランツや今月のチャレンジC(G3)で1番人気だったレイエンダ、阪神牝馬S(G2)のソウルスターリングなどが重賞で人気を裏切っている。

 先月末は三冠牝馬のアーモンドアイが、ジャパンC(G1)で牡馬相手に圧勝。牝馬ながら単勝1.4倍の圧倒的な支持に応えて、詰めかけた競馬ファンを大いに沸かせた。ただ逆に述べれば、どうしてもあの強烈なイメージが残ったままという競馬ファンも多いはずだ。

 管理する藤沢調教師が「桁違いの牝馬」と評価している通り、グランアレグリアが底知れぬスケールを秘めていることは間違いない。だが、「第2のアーモンドアイ」と考えるには、まだ超えるべき課題が残っていそうだ。

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