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JRAヴィクトリアマイル(G1)「天才レーンG1チャンス」ノームコアの鍵は「距離」か

JRAヴィクトリアマイル(G1)「天才レーンG1チャンス」ノームコアの鍵は「距離」かの画像1ノームコア(競馬つらつらより)

 12日に開催されるヴィクトリアマイル(G1、芝1600メートル)、ノームコア(牝4歳、美浦・萩原清厩舎)には初来日3日目で重賞を制覇した25歳、若きD.レーン騎手が騎乗する。おいしい穴馬になってくれるのか検討してみる。

 昨春のノームコアはフラワーC(G3、芝1800メートル)で3着、フローラS(G2、芝2000メートル)で3着に好走したがオークス(G1、芝2400メートル)には間に合わなかった。一夏を越して秋華賞トライアルの紫苑S(G3、芝2000メートル)で一変。直線で鋭く伸びレースレコードで重賞初制覇を飾った。騎乗したC.ルメール騎手は「アーモンドアイは強いけど、彼女にもチャンスがありそうだね」と秋華賞(G1、芝2000メートル)でも好走できる力があると称えた。

 しかし、ルメール騎手は秋華賞でアーモンドアイに騎乗するため秋華賞には向かわず、ルメール騎手を確保できるエリザベス女王杯に出走。2番人気に支持されたが5着だった。ルメール騎手は「ペースが遅かった。折り合いはついたが、外々を回らされて直線もあまり反応できなかった」と語り「まだ3歳。これから力をつけていくよ」と4歳になっての本格化を予言した。

 ところが今年になっての2戦は愛知杯(G3、芝2000メートル)が2着、中山牝馬S(G3、芝1800メートル)が7着。ともに1番人気に支持されながら勝てなかった。ただし、愛知杯ではスタートで躓き後方に置かれてしまうも直線では勝ち馬を良く追い詰めた。また、中山牝馬Sではルメール騎手が騎乗停止中だったため田辺裕信騎手が騎乗したが、決して好騎乗ではなかった。

 紫苑S後の3戦連続敗戦で今回のノームコアはそれほど人気にならない。紫苑Sの強さを発揮できればおいしい穴馬になってくれそうだった。しかし、今回もルメール騎手が騎乗停止。NHKマイルC(G1、芝1600メートル)でグランアレグリアを斜行させてしまった。鞍上はレーン騎手が務める。

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