GJ > 競馬ニュース > 今村聖奈「単勝1.3倍」撃沈で5年ぶり珍記録!? 歴史的高配当に「おいしすぎる」の声
NEW

今村聖奈「単勝1.3倍」撃沈で5年ぶり珍記録!? 歴史的高配当に「おいしすぎる」の声

【この記事のキーワード】, ,
今村聖奈「単勝1.3倍」撃沈で5年ぶり珍記録!? 歴史的高配当に「おいしすぎる」の声の画像1
今村聖奈騎手

 21日の小倉競馬場では、ちょっとした珍記録が生まれた。

 キッカケとなったのは、3Rの3歳未勝利戦だ。このレースは、今村聖奈騎手のカンフーダンスが単勝1.3倍の断然人気。近2走でいずれも2着しており、大方のファンはこの馬の初勝利に大きな期待を寄せていた。

 しかし、結果はまさかの6着。道中4番手から差し切りを狙っていたカンフーダンスだが、最後の直線ではこれといった見せ場もなく、勝利はおろか3着内に入ることも出来なかった。

 ただし、その一方で結果的に高配当が生まれたのも事実だ。2番人気→3番人気→4番人気の決着だったが、単勝1.3倍の大本命馬が飛んだことで3連複は9500円、3連単も2万7410円がついた。上位人気同士の組み合わせながら、的中したファンにとっては願ってもない高配当だったかもしれない。

歴史的高配当に「おいしすぎる」の声

 特に、「複勝」の配当は驚くべきものだった。

 カンフーダンス以外は順当な決着に収まったとはいえ、3番人気で2着したクリーデンスの複勝が1160円、4番人気で3着したコスモジョセフの複勝が1220円もついたのだ。通常のレースなら、二桁人気馬が飛び込んできたような異例の高配当である。

 2番人気で勝利したメタマックスの複勝が400円だったことを考えると、2番人気と3番人気以下の間でオッズに相当な開きがあったといえる。3番人気や4番人気の複勝を買っていた人からすれば、これ以上ないような最高の結末だっただろう。これにはレース後、ネットの掲示板やSNS等で「レア配当」「複勝おいしすぎる」など、一部のファンから高配当を羨む声が上がっていた。

 ちなみに、単勝3番人気以内の上位人気馬で複勝配当が1000円を超えたのは、2018年の鹿野山特別(2勝クラス)で3番人気ロードプレミアム(2着)が記録した1010円以来5年ぶり。その際も、単勝1.4倍に推されたブラックプラチナムが4着に敗れたことで、高配当に繋がっている。

 また有名な例だと、同年の若葉S(OP)が挙がる。

 当時は前年のホープフルS(G1)を制したタイムフライヤーが、単勝1.2倍の断然人気に推されながら、まさかの5着。単勝3番人気で2着に入ったダブルシャープの複勝配当が1020円ついたこともあった。

 2018年こそ年2回あったが、過去5年でも今回を含めて3回だけという珍事。カンフーダンスで敗れた今村騎手にとっては残念な結果となってしまったが、複勝で思わぬ高配当を手にしたファンにとっては、ちょっとした自慢できるレースになったのかもしれない。

GJ 編集部

GJ 編集部

真剣勝負の裏にある真実に切り込むニュースサイト「GJ」の編集部です。これまで作成した記事は10000本以上。競馬歴10年超えの情報通が業界の「しがらみ」を取り払った「本音」や「真実」にも臆することなく、他のサイトとは一線を画したニュース、サービス提供を行っています。

真剣勝負の真実に切り込むニュースサイト「GJ」

Twitter:@GJ_koushiki

Instagram:@goraku.horse.racing0505

今村聖奈「単勝1.3倍」撃沈で5年ぶり珍記録!? 歴史的高配当に「おいしすぎる」の声のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

5:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. ジャパンCはノーザンファームに逆らうな?武豊×ドウデュース、ルメール×チェルヴィニア、さらに社台グループの意外な隠し玉が出走?
  2. 武豊ドウデュースに「最強刺客」立ちはだかる…今年のジャパンCで「外国馬は消し」が危険すぎる理由
  3. クロワデュノール「世代最強説」に現実味も…ダービー馬候補が未勝利戦より遅い時計の怪
  4. C.スミヨン騎手「サンデーが拒否」原因はC.ルメール騎手? ドバイターフ(G1)リアルスティール「鞍上ドタバタ劇」の裏事情
  5. ルメール軍団「誤算続き」で迷走中?使い分けの弊害に一部ファンから疑問の声
  6. 「別競技」の高速馬場で欧州最強マイラーの意地見せたチャリン!ジャパンC参戦オーギュストロダン、ゴリアットに朗報?
  7. 武豊×ドウデュース完全包囲網で波乱含み!?豪華メンバーのジャパンCにチェルヴィニア、ブローザホーン、オーギュストロダンら最強メンバー集結。レジェンド元JRA騎手の見解は?
  8. 【ジャパンC(G1)展望】「ディープ」オーギュストロダンVS「ハーツ」ドウデュース、2005年有馬記念から19年越しの最終決戦!
  9. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  10. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは