JRAダービー馬ワグネリアン「春全休」。札幌記念(G2)復帰に、今年も心配な宝塚記念(G1)……出走馬は?
6日、昨年のダービー馬ワグネリアンが(牡4歳、栗東・友道康夫厩舎)が春を全休し、8月の札幌記念(G2)から始動することがわかった。
昨年の日本ダービー(G1)を制し、世代の頂点に立ったワグネリアン。その後も神戸新聞杯(G2)を快勝し、主役の1頭として秋競馬を彩るかと思いきや、予定されていた天皇賞・秋(G1)を回避。疲労が抜け切らないということで休養に入った。
復帰戦となった先月の大阪杯(G1)では約半年ぶりの実戦にもかかわらず、内から鋭く伸びて3着。G1馬8頭が集う豪華メンバーの中、現役屈指のパフォーマンスを発揮し、春競馬での活躍が大いに期待されていたが……。
「大阪杯後は、安田記念(G1)や宝塚記念(G1)に進むと思われていましたが、一休み入れて8月の札幌記念で復帰することになりそうです。やはりまだ、体質的に弱いところがあるのかもしれませんね。
実力も然ることながらファンの多い馬なので、あまりレースに使えないことは残念ですが、また元気な姿を見せてほしいですね」(競馬記者)
また、ワグネリアンを始めとした有力馬の動向によって、毎年この時期に気になってくるのが、春競馬を締めくくる「あのレース」のメンバーだ。