【フローラS(G3)展望】JRA「G1馬の娘」ウィクトーリアに期待大! オークスに向けた巻き返しの前哨戦
中山で3戦して2勝、一度の4着という成績を持つのがエアジーン(牝3歳、美浦・堀宣行厩舎)。祖母がハルーワソングで、つまりはシュヴァルグランやヴィブロスの親戚。シュヴァルグランやヴィブロスは中山が得意ではなかったので、エアジーンの府中でのパフォーマンスアップに期待したい。
この他、クイーンC(G3、芝1600メートル)で3着しているジョディー(牝3歳、美浦・戸田博文厩舎)、シンザン記念(G3、芝1600メートル)で4着となり3戦目でここに挑むパッシングスルー(牝3歳、美浦・黒岩陽一厩舎)、阪神JF以来となるがアルテミスS(G3、芝1600メートル)で4着だったウインゼノビア(牝3歳、美浦・青木孝文厩舎)などにも警戒が必要。
1戦1勝とフレッシュな勢いがあるのがセラピア(牝3歳、栗東・藤岡健一厩舎)とアモレッタ(牝3歳、栗東・藤原英昭厩舎)。3歳の牝馬限定戦だけに予測以上の波乱も考慮しておきたい。
今年のオークスは1番人気が未だ見えない混戦模様。桜花賞路線以外からオークス馬が出る可能性もある。オークストライアル、フローラステークスは4月21日、東京競馬場で15時45分発走予定だ。