JRA・M.デムーロ4月「勝率3%」大不振……皐月賞「元お手馬」サートゥルナーリア “完勝ショック”でコラム休載?
20日、東京競馬場で騎乗したM.デムーロ騎手は7鞍に騎乗したものの未勝利。2勝した福永祐一騎手に勝ち星で並ばれ、2着の差でリーディング5位まで後退した。
もともと浮き沈みの激しい騎手ではあるが、それでも現状は「深刻」だ。
この日、7鞍に騎乗したデムーロ騎手だったが、2Rで1番人気を4着に飛ばしてしまうと、その後も惨敗続き……結局、3着以内で馬券に絡んだのは1度だけだった。
「どうも元気が感じられないですね……。この春は得意の大レースでも出番なしの状況が続いていますし、4月はここまでわずか1勝止まり。人気馬に騎乗する機会は相変わらず多いですが、結果が付いてきません。周囲の関係者から『今のデムーロは、とても信頼にできない』という声もありましたよ。
今までも不調期間はありましたが、ここまで存在感が薄くなることは初めてかも。少し心配ですね」(競馬ライター)
4月のデムーロ騎手は29戦して1勝(20日現在)。勝率にすると、わずか3%程度まで落ち込んでいる。唯一、忘れな草賞(OP)を勝ったラヴズオンリーユーは、本番のオークス(G1)でも有力候補の1頭に挙げられているが、”今”のデムーロ騎手ではなかなか期待し辛いところだろう。
しかし今回の”スランプ”は、ただ単に「デムーロ騎手の不調」だけが原因というわけでもないようだ。