JRA石橋脩「ラストチャンス?」ラッキーライラックでヴィクトリアマイル。前走「大失態」返上へ

 阪神牝馬S(G2)で8着に終わったラッキーライラック(牝4歳、栗東・松永幹夫厩舎)が、石橋脩騎手とともにヴィクトリアマイル(G1・1600メートル)に向かうと、社台サラブレッドクラブがHPで発表した。

 ラッキーライラックは始動戦である中山記念(G2)で、勝ち馬とタイム差ナシの2着と好走。このときの内容が評価されたのか、続く阪神牝馬Sでは単勝1.5倍の圧倒的な1番人気に支持された。

 だが、レースでラッキーライラックは先行できず、他馬に包まれてしまい、さらに3コーナーの入り口では両方から挟まれる不利を受けた。そして最後の直線では、外にササってしまい、石橋騎手が半身のような状態で必死に追ったものの、伸びを欠き、8着に終わっていた。

「石橋騎手はレース後、『うまくポジションを取れて競馬ができていれば良かったのですが……』と反省しっぱなし。この惨敗は、『石橋騎手の判断ミス』との声もネット上で上がりました。

 ラッキーライラックの馬主は猛威を振るう社台系の筆頭格であるサンデーレーシングです。鞍上の石橋騎手は常に『最高の結果』が求められており、『負けたら、乗り替わり』というウワサが絶えません。前走の惨敗で”最悪の事態”もあるといわれていたのですが、今回はコンビ継続となったようです。ただ、これがラストチャンスかも」(競馬誌ライター)

 もう後がないと思われる石橋騎手とラッキーライラック。向かうヴィクトリアマイルには古豪レッツゴードンキ、中山牝馬Sの勝ち馬フロンテアクイーン、阪神牝馬Sを勝ったミッキーチャーム、2着のアマルフィコースト、復活を期すソウルスターリングらが出走する予定だ。

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