JRAアーモンドアイ安田記念参戦も? 世界最強ビューティージェネレーション来日濃厚に
28日、香港のシャティン競馬場で行われたチャンピオンズマイル(G1、芝1600メートル)は、ビューティージェネレーション(セン6歳、香港・J.ムーア厩舎)が勝利。戦前、同馬の陣営は6月2日に開催予定の安田記念(G1、芝1600メートル)へ予備登録を行なっていたが、この結果を受け、俄然出走が現実味を帯び始めた。
昨年のチャンピオンズマイルを快勝すると、その後も香港マイル(G1)で日本から参戦したヴィブロス、ペルシアンナイトらを相手に勝利を収めるなど連戦連勝。9連勝がかかっていた今年のチャンピオンズマイルも、早々にハナを奪うと楽な手応えで直線を迎え、2着に1馬身半差をつけて逃げ切り勝ち。現地オッズで単勝1.0倍の圧倒的支持に見事に応えていた。
レース後、主戦のZ.パートン騎手は自身のTwitterで『チームミーティングを行った』と報告。そして『安田記念へ向かうオッズが著しく下がった』と独特の言い回しで安田記念参戦を匂わせた。
「ビューティージェネレーションが安田記念に向かうか否かは、チャンピオンズマイルの結果次第だとされていました。そしてその今後を左右する一番で余力を残しての勝利。安田記念参戦への準備は、ほぼ整ったと見てもいいでしょう。大きなトラブルがなければ、6月に香港最強マイラーが来日するのではないでしょうか?」(競馬誌ライター)
今年の安田記念には重賞5勝のダノンプレミアムをはじめ、ペルシアンナイト、モズアスコット、さらにマイラーズC(G2)2着のグァンチャーレ、同4着のインディチャンプらが参戦する予定となっている。