JRA藤田菜七子にも「悩み」の種? 19歳・西村淳也「大ブレイク」で激化するノーザン系ローカル枠争い!
「近しい関係者の間では『とにかく負けん気が強くて、ガッツがある』と評判。2年目とは思えない太々しさで、レースでは先輩であろうと臆せずに突っ込んでいきます。人気薄で好走しても満足せず、悔しさを前面に出して『どう乗れば勝てたのか』と考える研究熱心なタイプだとか。
ただ下手な騎乗をした騎手には、先輩だろうとレース後に噛み付いたりする怖いもの知らずな一面も。
記者の中には『将来めんどくさい騎手になるのでは』というウワサも立ち始めていますが、周りの先輩騎手や調教師には好かれているみたいなので大丈夫でしょう。このまま順調に頑張ってほしいですね」(同)
現在はローカル中心の騎乗だが、関西のノーザンファームしがらき経由の騎乗馬での好成績が目立ち、西村騎手も今や騎手の出世に『最重要』といえるノーザン系のバックアップを受け始めているようだ。
しかし、騎手は弱肉強食が常の世界。西村騎手がローカルで活躍すれば、当然割を食う騎手も出てくる。
「先週3勝を上げて再び勢いに乗りましたが、4年目の藤田菜七子騎手が一時、勝てそうで勝てないレースが続き、そんな感じでしたね。
また今年3年目を迎えた川又賢治騎手も昨年44勝を上げたものの、今年はここまで14勝。近しい関係者も『今年はかなり西村に、しがらきの馬が流れている』と嘆いていたみたいですよ。他の若手騎手にとっては悩みの種でしょうね。
とはいえ西村騎手もまだまだ安泰とは言えませんし、今後も若手騎手による『ノーザン系ローカル枠』を巡る争いは白熱しそうです」(別の記者)
今週も土日共に新潟で15鞍の騎乗がある西村騎手。今後も順調に数字を伸ばせば、大きなレースで顔を見る機会も増えそうだ。