JRAヴィクトリアマイル(G1)「日本レコード」でノームコア完勝! 豪州の「若き天才」D.レーン騎手に「ルメール以上」の声も!?

「この日の東京は快晴ということもあって、この時期らしい超高速馬場でしたが、それにしても凄い時計が出ました。アエロリットがかなり飛ばしたので、それを追いかけたラッキーライラックやミッキーチャームといった先行勢には苦しい流れでしたね。

勝ったノームコアや3着のクロコスミアは本来、1600mは少し短いという馬ですが、タフな流れが功を奏したのではないでしょうか。いずれにせよ、G1らしい見応えのあるレースでした」(競馬記者)

「来日することができて、JRAで騎乗できていることに、皆さんに感謝したい。日本どころか、海外のG1が初めてなのでとてもエキサイティングな気持ちです!」

 それにしても、またも一際強烈な存在感を放ったのがレーン騎手だ。今春、本人待望の初来日を叶えると、先月末から日本初騎乗。いきなり新潟大賞典(G3)で日本の重賞初制覇を飾ると、今週も土曜日の京王杯スプリングC(G2)に続く2日連続の重賞制覇。

 この日は騎乗停止中のC.ルメール騎手の代役という形でノームコアに騎乗したが、見事な”一発回答”で、日本の関係者の間でも評価はうなぎのぼりだ。

「いや、乗れてますね。まだ来日して間もないんですが、関係者の間でも日に日に評価が上がっています。また一人、凄い外国人騎手が日本に来たなという印象です。

レーン騎手はヴィクトリアマイルのノームコアだけでなく、来週のオークス(G1)のコントラチェック、そして日本ダービー(G1)のサートゥルナーリアとルメール騎手の代役を務めますが、ここまでの騎乗を見る限り十分にその役割を果たせそう。

それどころか早くも『ルメール以上』という声も……今回のG1制覇でますます注目度が上がるでしょうね」(別の記者)

「ファンの皆さんのおかげで最高の雰囲気なので、これからも応援よろしくお願いします」

 勝利騎手インタビューでは「アリガトウゴザイマス!」と早くも覚えたての日本語を披露したレーン騎手。若干の25歳のオーストラリアの若き天才が日本で強烈な輝きを放っている。

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