JRA日本ダービー(G1)大器覚醒ヴェロックス「打倒サートゥルナーリア」へ超抜時計!!「余裕があるから負荷をかけられる」【日本ダービー1週前追い切り】
「令和」になったからこそ、平成では成し遂げられなかった青葉賞(G2)組のダービー制覇に期待がかかる。
王道トライアルを制したリオンリオン(牡3歳、栗東・松永幹夫厩舎)は、栗東の坂路で1週前追い切り。4ハロン54.1秒、ラスト13.1秒で併せ馬と併入した。見守った松永幹夫調教師は「動きはよかった」と上々の手応え。「体を上手く使って走れるようになっている」と、さらなる上積みに期待していた。
一方、2着で出走権をゲットしたランフォザローゼス(牡3歳、美浦・藤沢和雄厩舎)も好調をキープ。美浦のウッドで5ハロン69.3秒、ラスト13.3秒を記録して併入。藤沢厩舎らしい軽めの内容だったが、福永祐一騎手は「前走から上積みもあるようなので楽しみ」と好感触。伏兵陣が一発を狙う。
大穴になりそうなシュヴァルツリーゼ(牡3歳、美浦・堀宣行厩舎)は、東京で見直したい1頭だ。
弥生賞2着でクラシック出走を決めたシュヴァルツリーゼだが、陣営は「東京コースの方が合う馬」と断言。石橋脩騎手を背に美浦のウッドで3頭併せ馬を行い5ハロン68.1秒、ラスト12.1秒と精力的な動きだった。
皐月賞を大敗したが陣営は「巻き返し可能と思っている」と、あくまで強気。見限るには、まだ早い。