JRA・M.デムーロ「武豊やらかし」安田記念にブチギレ騒動……「生涯最高の出来」ペルシアンナイト大敗に「取材拒否」の嵐
「ルメール騎手が仕方ないといった態度を見せる中で、感情を隠そうとしなかったのがデムーロ騎手でした。レース後の取材にも『ノーコメント。信じられない』と、まさかの取材拒否……。
ペルシアンナイトに関しては池江泰寿調教師が取材に答えていましたが、デムーロ騎手がキレてしまったため、やむなくという対応でした」(同)
その後、しばらく時間が経ってもデムーロ騎手の怒りは収まらず。最終レースでは、2番人気のサンチェサピークに騎乗したが8着に惨敗。レース後、またもノーコメントを決め込み、見かねた加藤征弘調教師が代わりに取材対応したという。
「レース前、池江調教師が『生涯最高のデキ』と語るほど自信を持って挑んだレースだっただけに、関係者のショックも大きかったようです。デムーロ騎手も『netkeiba.com』で連載しているコラム(ミルコの最速レース回顧)で『本当に馬の調子が良く、怪物アーモンドアイを倒すための準備が整っていた』とまで綴っていましたね。
レースではアーモンドアイら4頭が不利を受けましたが、馬体接触の連鎖によって最も大きな不利を受けたのがペルシアンナイト。最後方からの競馬を余儀なくされ、懸命に追い上げましたが10着という残念な結果に終わりました」(別の記者)
記者が話す『netkeiba.com』のコラムでは「本当についてないレースとなってしまい、応援してくれたみんなには申し訳ない結果となってしまった」と、冷静さを取り戻しているデムーロ騎手。しかし、「今回は本当についてなかった。不完全燃焼のレースになってしまった」と、最後まで悔しさは晴れなかったようだ。
「気持ちはわかりますが、中には今回のデムーロ騎手の態度を『最悪』と落胆する関係者も。メディア対応は仕方ないにしても、代わりに対応した池江調教師や加藤調教師にまで迷惑を掛けてしまうのは……。
最近のデムーロ騎手は関係者離れによる馬質の低下が囁かれていますが、今回の件でさらに評判を落としたことは確実。何かと比較されるルメール騎手が紳士的な態度を取ったことで、さらに悪態ぶりが浮き彫りになってしまいました。今後はさらに厳しい状況が待っていそうです」(同)
この春、スランプが囁かれながらもNHKマイルC(G1)のアドマイヤマーズで約4カ月ぶりの重賞勝利。さらにオークス(G1)のラヴズオンリーユーで見事な復活をアピールしたデムーロ騎手。だが、大人気ない態度は相変わらずのようだ。