マカヒキの凱旋門賞ライバル続々! ポストポンド仕切り直しの1戦、注目の3歳馬も登場する英インターナショナルS(G1)
3歳馬2頭はエース級が登場
3歳馬はここに3頭出走すると見られていた。その内の1頭はマカヒキと並び公式レーティング121ポンドを保持する今年の英国ダービー2着馬、注目のユーエスアーミーレンジャーだったが、回避で出走は2頭となった。
1頭はウイングスオブディザイアである。
前走はキングジョージに挑戦し2着を確保。騎手は先日3000勝を達成したフランキー・デットーリが騎乗。古馬と戦っても遜色ないことは前走で証明できている。ヨーク競馬場は英ダービー前哨戦であるダンテSで勝利した舞台だ。斤量差の3.5キロはキングジョージに比べると小さくなっているのはマイナスだが、成長力でどこまで戦えるかに注目が集まる。
もう1頭は現在6連勝中であり、前走はエクリプスSを勝利したホークビルだ。
デビュー2戦こそ敗れたが、そこからは負け無し。前走はマイドリームボードやタイムテストの古馬、そして今年のフランス2000ギニー馬であるザグルカを凌ぎ切った。直線は一度ザグルカに並ばれたが、そこからの粘りは母父ジャイアンツコーズウェイを見ているような走りで、大物を予感させるものがある。
マカヒキの旅立ちの直前に行われる英インターナショナルS。ここで3歳馬が一気に支持を集めるか、それともポストポンドが盤石の体制を築くのか。
今年の凱旋門賞を占う非常に注目の1戦だ。