真剣勝負の裏にある真実に斬り込むニュースサイト・GJ
GJ
真剣勝負の真実に切り込むニュースサイトGJ
NEW
2019.06.17 17:10
JRAレーン「地方移籍(風)」の理由……帝王賞(G1)スポット参戦より重要な「期間の使い方」
編集部

17日、NAR(地方競馬全国協会)はD.レーン騎手に6月26日(水)~7月25日(木)の期間で短期騎手免許を交付すると発表した。これに伴い、NARのホームページにはレーン騎手が帝王賞(G1)でオメガパフュームに騎乗予定だと掲載されている。
レーン騎手は4月27日(土)から騎乗を開始すると、初日こそ0勝だったものの翌日には4勝と大爆発。3日目にはメールドグラースで新潟大賞典(G3)を勝ち、JRA重賞初勝利を達成した。1カ月半で早くも30勝をあげ、うち重賞5勝を数えるなど、存在感を示している。
「レーン騎手がJRAから交付された短期免許の期間は、4月27日(土曜)から6月25日(火曜)まで。本来ならば26日に開催される帝王賞で騎乗はできませんでした。主に外国人騎手に交付される短期免許は1年で最大3カ月。伸ばすこともできたはずですが、帝王賞後は9月まで大きなレースがありません。その1レースのために残された1カ月を使うのはもったいないと考えるのは当然です。だから今回、JRAからではなくNARから短期免許を交付するというプランに出たのではないでしょうか? 帝王賞後は1戦も乗らずにレーン騎手が国外に戻ることも考えられますよ」(競馬誌ライター)
なにはともあれ、オメガパフューム陣営が心強い味方を手に入れたのは確かだ。近走の成績から他の有力馬よりも一枚劣ると見られていた同馬だが、ここにきてその評価も一変しそうだ。
PICK UP
Ranking
5:30更新
「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
「死活問題」発生に競馬YouTuberが絶滅の危機!? 突然の動画削除にファンも動揺…… チャンネル配信者らに何が起こったのか
【香港C(G1)展望】BC制覇の偉業から1か月、ラヴズオンリーユー有終の美へ!レイパパレはC.スミヨンと新コンビ、最大のライバルは最高レーティングの英国馬- JRAマイネル軍団総帥・岡田繁幸さん逝く。武豊「僕の原点、この馬と一緒に全国区になった」絶体絶命だった天才を世に放った偉大な決断と信念【特別寄稿】
- アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
- 浜中俊「哀愁」の1年。かつての相棒ソウルラッシュ、ナムラクレアが乗り替わりで結果…2025年「希望の光」は世代屈指の快速馬か
- 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
- 春のG1戦線に水を差す「醜聞」続く…現役騎手の父に詐欺容疑、G1馬オーナーが逮捕
- 皐月賞(G1)クロワデュノール「1強」に待った!? 「強さが証明された」川田将雅も絶賛した3戦3勝馬
- エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
















