GJ > 競馬ニュース > レーン帝王賞参戦
NEW

JRAレーン「地方移籍(風)」の理由……帝王賞(G1)スポット参戦より重要な「期間の使い方」

【この記事のキーワード】, ,
19derby_padokku_re-n03

 17日、NAR(地方競馬全国協会)はD.レーン騎手に6月26日(水)~7月25日(木)の期間で短期騎手免許を交付すると発表した。これに伴い、NARのホームページにはレーン騎手が帝王賞(G1)でオメガパフュームに騎乗予定だと掲載されている。

 レーン騎手は4月27日(土)から騎乗を開始すると、初日こそ0勝だったものの翌日には4勝と大爆発。3日目にはメールドグラースで新潟大賞典(G3)を勝ち、JRA重賞初勝利を達成した。1カ月半で早くも30勝をあげ、うち重賞5勝を数えるなど、存在感を示している。

「レーン騎手がJRAから交付された短期免許の期間は、4月27日(土曜)から6月25日(火曜)まで。本来ならば26日に開催される帝王賞で騎乗はできませんでした。主に外国人騎手に交付される短期免許は1年で最大3カ月。伸ばすこともできたはずですが、帝王賞後は9月まで大きなレースがありません。その1レースのために残された1カ月を使うのはもったいないと考えるのは当然です。だから今回、JRAからではなくNARから短期免許を交付するというプランに出たのではないでしょうか? 帝王賞後は1戦も乗らずにレーン騎手が国外に戻ることも考えられますよ」(競馬誌ライター)

 なにはともあれ、オメガパフューム陣営が心強い味方を手に入れたのは確かだ。近走の成績から他の有力馬よりも一枚劣ると見られていた同馬だが、ここにきてその評価も一変しそうだ。

JRAレーン「地方移籍(風)」の理由……帝王賞(G1)スポット参戦より重要な「期間の使い方」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

11:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. エアスピネル降板に武豊騎手は「何」を思う……8年前、すべてを手にしてきた天才騎手が”最大級”の屈辱を味わった「ウオッカ事件」とは
  4. 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
  5. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  6. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
  7. 「面白いこと教えてやるよ」横山典弘、打倒ソールオリエンスに手応えアリアリ!? 馬券に絡んだのはすべて内枠。「父兄参観」と揶揄された2年前とは一変
  8. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  9. 競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」
  10. JRA池添謙一「2度結婚」「DV不倫」よりも紆余曲折の騎手人生。オルフェーヴル三冠→外国人で凱旋門賞、勝負強さは当代随一だが……