JRAキセキ「凱旋門賞挑戦」決定。同厩舎ロジャーバローズとともに果てなき夢へ始動か

 宝塚記念(G1)を2着で終えたキセキ(牡5歳、栗東・角居勝彦厩舎)が、10月6日にフランスのパリロンシャン競馬場で開催される凱旋門賞(G1、芝2400メートル)に向かうことが明らかになった。

 この一報を伝えた「スポーツ報知」によれば、管理する角居調教師が「凱旋門賞に行こうかと思っています」と明かしたといい、また先に挑戦を表明していた今年の日本ダービー馬のロジャーバローズと2頭出しになる可能性が大。「向こうでは調教のパートナーがいなくなるので、そういう意味では2頭で行けるのはいいと思います」と語っている。

「角居厩舎は皐月賞馬サートゥルナーリアの凱旋門賞挑戦がウワサされていたものの、同馬は圧倒的な1番人気に支持された日本ダービー(G1)でまさかの4着。レース後に馬主のキャロットファーム社長が凱旋門賞への挑戦取りやめを明言。秋は神戸新聞杯(G2)から始動することが予定されています。ただキセキ、またロジャーバローズも凱旋門賞挑戦可能性があるあたり、さすがは名門厩舎といったところ。

 角居調教師にとって、10年のヴィクトワールピサ以来の凱旋門賞挑戦です。あのときは武豊騎手が騎乗して7着に終わっていますが、この2頭にはヴィクトワールピサを上回る成績が期待されます」(競馬誌ライター)

 今年、日本からはこの2頭のほかに天皇賞・春(G1)を制したフィエールマンが凱旋門賞へ挑戦予定。C.ルメール騎手を背に、8月18日の札幌記念(G2)をステップするローテーションも発表されている。

関連記事

競馬最新記事

人気記事ランキング 11:30更新

競馬

総合

重賞レース特集
GJ編集部イチオシ記事
SNS