JRAディープインパクト後継サトノアレス「世界デビュー」で明るい未来!? 里見氏「ヨーロッパから興味を」世界的に注目される「日本の至宝」の血脈
15日、2016年の最優秀2歳馬サトノアレス(牡5歳、美浦・藤沢和雄厩舎)が現役引退を表明、種牡馬入りすることが明らかになった。なお、繋養先は欧州になる可能性も浮上しているようだ。
2016年の朝日杯フューチュリティステークス(G1)を制し、最優秀2歳牡馬に輝いたサトノアレス。その後も昨年の安田記念(G1)で4着するなど、マイル戦線で活躍。今春の安田記念を目指し、京王杯スプリング(G2)に出走したが、本場馬入場後に左前肢ハ行を発症。競走除外となっていた。
あれから約2カ月。故障の原因となった蹄の状態が思わしくなく、現役続行を断念。種牡馬入りが決まった。
「朝日杯勝ち以降、期待されたほどの活躍ができなかったサトノアレスですが、マイル路線に絞ってからは今年の東京新聞杯(G3)で、のちに安田記念を勝つインディチャンプとコンマ1秒差の競馬。かつての輝きを取り戻しつつありました。
それだけに引退が惜しまれますが、まずは種牡馬入りできそうなことは幸運でしたし、第2の人生を頑張ってほしいですね」(競馬記者)