マカヒキがフランスに渡航。ライバルたちは一足早く激突!
今年の日本ダービー馬マカヒキが19日、フランス遠征に向けて栗東を出発。本日夜の成田発アムステルダム行きの航空機で飛び立ち、その後陸路でフランスに向かう。
マカヒキは今後、前哨戦のニエル賞から大目標である凱旋門賞に挑戦する。日本馬初の凱旋門賞制覇に大きな期待がかかる。管理する友道師は「夏バテもなさそう。あとは無事に到着してくれれば」と順調ぶりをうかがわせるコメントを残した。
一方、欧州では凱旋門賞の有力馬たちが一足早く英インターナショナルSで激突。現在「中長距離世界最強」の誉れ高いポストポンドが貫禄の勝利を見せた。2着には今年のキングジョージ覇者ハイランドリールが入った。この2頭は凱旋門賞におけるマカヒキの大きな壁となる可能性が大きい。
本来の開催競馬場であるロンシャン競馬場の改装工事により、今年はシャンティ競馬場で開催される凱旋門賞。エイシンヒカリが同舞台でイスパーン賞を圧勝しており、同じディープインパクト産駒だけに、期待もより膨らむ。
運命の戦いまであと1カ月半ほど。ゲートインが今から楽しみである。