JRA毎日王冠(G2)「ノド不安?」ペルシアンナイトが冴えない理由……大の苦手・東京コースだし……

 6日に開催される毎日王冠(G2)に、復活を狙うペルシアンナイト(牡5 栗東・池江泰寿厩舎)がA.シュタルケと初コンビで登場する。

 昨年のマイルCS(G1)で2着になって以降、5戦して一度も馬券圏内に入っていないペルシアンナイト。簡単に見れば「衰えた」ということになるのだが、一定の間隔で「激走」し、G1ホースでもあるだけに気になるファンも多いだろう。

 ただ、やはり「近走が冴えないこと」は、陣営も気にかかっているようだ。

「基本的には叩き良化型だし、目標は先だね。関係者も『「元々、休み明けは走らないし、開幕週の東京で高速決着になるだろうから馬場も合わないと思う』とトーンが低かったよ。

 もちろん、本来の距離じゃない2000mの札幌記念(G2)で一瞬見せ場を作っただけに、ちゃんと走ればそれなりの結果が出る力はあると思う。でも、関係者は『近走はノドの音が気になる。今週の稽古でも鳴っていたし、そういった苦しさが競馬で後ろ向きになっている要因かも』と語っていて、もしかしたら本気で走れる状況ではないのかもしれない」(現場記者)

 もともと東京コースでの成績はo勝2着1回で、残る5レースは得意のマイル戦も含めて馬券圏内なし。2着1回といっても2歳時のOP競走であり、参考にはしづらいところだ。

 近走成績、関係者が懸念する体調を考えると、やはり今回は積極的には買えない1頭ということになりそうだ。

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