JRA戸崎圭太「落馬」「右肘の開放骨折」疑いで長期離脱確実か。JBCレディスクラシック(G1)で落馬負傷に川田将雅も「心配」
4日に浦和競馬場で行われたJBCレディスクラシック(G1)は武豊騎手の3番人気ヤマニンアンプリメが優勝。競馬界のレジェンドはこれで交流G1完全制覇。史上初の浦和開催に花を添えた。
だが、その一方、安否が心配されている騎手がいる。スタート直後に落馬した戸崎圭太騎手だ。
モンペルデュに騎乗していた戸崎騎手だが、スタート後しばらくして外側にいたタイセイラナキラが内に切り込み、モンペルデュも進路を主張してこれに抵抗。お互い譲らないままモンペルデュがタイセイラナキラと内ラチに挟まれると、戸崎騎手が前のめりに落馬した。
「公式でも『タイセイラナキラの内側への斜行によるもの』と発表があったとように、タイセイラナキラの矢野貴之騎手がやや強引でしたね。
戸崎騎手のモンペルデュも逃げ馬ですし、1枠1番の最内枠ということもあって、前を取られるわけには行かなかったんでしょう。両者譲れないままのアクシデントだったと思いますが、今は戸崎騎手の無事を祈りたいです」(競馬記者)
戸崎騎手が落馬した瞬間には、満員の浦和競馬場のスタンドから悲鳴が上がるシーンも。なお、戸崎騎手は予定されていたJBCスプリントの騎乗を取りやめている。
「意識自体はあるようですが、激しい出血が見られ『重傷』と述べざるを得ません。現状、まだ検査をしてみないことにはわからない部分もありますが、どうやら右肘の開放骨折の疑いがあるようです。いずれにせよ長期離脱は避けられないでしょう。JBCクラシック(G1)を勝った川田将雅騎手も『戸崎さんが怪我をしてしまったので』と話していましたし、心配ですよ」(別の記者)
この日、約3万人が詰めかけお祭りムードだった浦和競馬場。JBC開催は3競走とも見応え十分の内容だったが、残念なアクシデントが起きてしまった。