JRAマイルCS(G1)ダノンキングリーはダノンプレミアムより上!? 無類の府中王「あの馬」で完勝はアーモンドアイと本馬だけ!
「今回のマイルCSではダノンキングリーに加えて、ダノンプレミアム、インディチャンプ、モズアスコットと4頭の過去に“ベスト・アエロリット”に先着した馬が激突しますが、すべてハナ差やクビ差といったタイム差なしの先着。この中でもダノンキングリーが最大着差(1馬身1/4)をつけています。
つまり『東京の牡馬混合戦』でアエロリットに“完勝”したのは、アーモンドアイとダノンキングリーだけということに。今年のマイルCSは好メンバーが揃った感がありますが、アエロリットを物差しに考えれば、ダノンキングリーの“あっさり”があってもおかしくないと思いますよ」(同)
また、主戦の戸崎圭太騎手が先日のJBCレディスクラシック(G1)で落馬負傷し、横山典弘騎手との新コンビ結成が不安視されているダノンキングリーだが、大きな心配はなさそうだ。
「経験豊富でもともと“代役”が上手で有名な騎手。3歳・有馬記念(G1)のキタサンブラックや、今年の宝塚記念(G1)のエタリオウなど、大舞台でピンチヒッターを務めることも多いのは、関係者からその腕を買われている証拠です。
この秋は重賞4勝と調子を上げていますし、ここ最近はアルゼンチン共和国杯(G2)と武蔵野S(G3)の重賞連勝中と絶好調。ダノンキングリー陣営は『良い代役を選んだな』という印象です」(別の記者)
ダノンプレミアムVSダノンキングリーという「ダノン対決」が、大きな注目を集めている今年のマイルCS。だが、“ベスト・アエロリット”という物差しで測れば、後輩にアドバンテージがありそうだ。