JRAデムーロ「久々」重賞制覇に喜び爆発! 「馬質低下」叫ばれるも復活の兆し?
27日に園田競馬場で開催された兵庫ジュニアグランプリ(G2)は、JRA所属の3人気テイエムサウスダン(牡2 栗東・飯田雄三厩舎)が優勝。未勝利、1勝クラスと連勝した期待馬が結果を出した。
道中2番手で進めた同馬は、4コーナー手前から果敢に先頭に立つと、その後も勢い衰えずセーフティリードを保ち、2着武豊騎乗の2番人気メイショウテンスイらの追撃を振り切り優勝した。
今後のダート界の期待馬が誕生したが、ファンの注目を浴びたのが、鞍上のM.デムーロ騎手だ。
ここまでJRA87勝とそれなりに勝ち星は重ねているデムーロ騎手だが、地方・中央含め重賞は春のオークス(G1)以来。秋になってからは重賞勝利がなく、G1戦線でも目立った活躍はできていない。
「JBCクラシックではオメガパフュームに騎乗し、チュウワウィザードとの壮絶な叩き合いとなりましたが、ハナ差2着。レース後は勝利を確信し『飛行機ポーズ』もしていただけに、悔しすぎる敗戦でした。
それだけに今回の勝利は格別だったのか、大きなアクションで喜ぶ様が印象的でしたね。なんとか復活の足掛かりにしてほしいものです」(現場記者)
最近はルメール騎手や短期免許で来日中の外国人騎手などにも押され、馬質も落ちているとされるデムーロ騎手。「ノると止まらない男」の本領は年末に発揮されるかも?