JRAチャンピオンズC(G1)ゴールドドリーム「急上昇」栗東から情報直送便! 「決め手勝負なら」虎視眈々な陣営も
1日(日)に中京競馬場で開催されるチャンピオンズC(G1)。今年は16頭がエントリーしたが、内15頭が栗東所属。西高東低を改めて感じさせるラインナップとなっている。今回は栗東の関係者たちから聞いた、出走馬の(秘)情報をお届けしよう。
ダート界の古馬大将格であるゴールドドリーム(牡6歳、栗東・平田修厩舎)は巻き返しを狙う。
前走のマイルCS南部杯(G1)では、単勝1.3倍の圧倒的1番人気に支持されるもまさかの3着。8戦続いていた連対記録もここで途切れることになった。
「前走は勝ち馬サンライズノヴァも強かったですが、レース後にC.ルメール騎手が『休み明けで難しかった』と語っていたように、休養明けの影響も大きかったみたいです。
しかし、南部杯からチャンピオンズCというローテはここを勝った2年前と同じ。叩いた上積みもありますし、1週前、最終と稽古では軽やかな動きを見せてくれています。平田調教師も『状態は凄くいい』と太鼓判を押していました。前走から一変してもおかしくはないですよ」(栗東関係者A)
復権なるか。
モズアトラクション(牡5歳、栗東・松下武士厩舎)は、ここで再起を図る。
今年の平安S(G3)では、勝ち馬チュウワウィザードにタイム差ナシの2着と好走。雨の大沼S(L)は4着に終わったものの、マリーンS(OP)でもクビ差の2着に入ると、エルムS(G3)では重賞常連のグリムを破って優勝。重賞初制覇を達成した。
「前走のシリウスS(G3)は、持ち味である末脚を発揮することなく12着とまさかの大敗。陣営は『春から使い込んでいたので覇気がなかった』と、使い詰めが敗因だったと明かしていました。
今回、中間は疲れを癒すため放牧。そこでリフレッシュしたので、帰厩後の調整も以前と比べてしっかりできたようです。スタッフは『先行勢は飛ばして欲しい』と持ち前の武器を活かせる展開になることを望んでいました」(栗東関係者B)
決め手勝負ならばチャンスはある!?