JRAチャンピオンズC(G1)栗東から「伏兵情報」多数襲来! 狙い目は勢い乗るアイツ?
今年に入ってメキメキと頭角を現してきたヴェンジェンス(牡6歳、栗東・大根田裕之厩舎)。
これまではダートのスプリントを主戦場にしていたが、秋は1800mの太秦S(OP)から始動。距離延長を物ともせずに2着に入ると、みやこS(G3)では7番人気ながら早めの仕掛けで、インティ、ワイドファラオを退けて優勝。重賞初制覇を達成した。
「前走は外に出されてから早めにスパート。そして、そのまま押し切る強い内容でした。今回のレースについて、大根田調教師は『仕掛けるタイミングがポイント』と明かしていました。いい脚を長く使えるタイプですし、前走のような展開になれば、チャンスは有ると思います」(栗東関係者E)
2戦続けてジャイアントキリングを起こせるか?
武蔵野Sを勝ったワンダーリーデル(牡6歳、栗東・安田翔伍厩舎)も虎視眈々と上位をうかがう。
前走は道中で控えると、最後の直線で上がり最速となる35秒0の末脚を見せて9番人気ながら勝利。重賞初制覇を成し遂げている。
「これまでは先行することも多かったのですが、控える競馬を覚えてから成績がみるみる向上しています。
状態も悪くないようで、稽古でもいいフットワークを見せていました。鞍上は前走に引き続き横山典弘騎手が務めます。距離が200m延長するものの、安田翔調教師は『こなせる』と考えているようですね」(栗東関係者G)
2連勝なるか?
下半期のダート王決定戦の発走は15時30分を予定。王者に輝くのはどの馬になるのだろうか。