朝日杯FS(G1)大本命サリオスは「惨敗」リアアメリアの二の舞!? 単勝1倍台濃厚もよぎる「先週」阪神JFの惨事……

 15日、阪神競馬場で行われる牡馬の2歳王者決定戦・朝日杯フューチュリティS(G1)。今年は2戦2勝のサリオス(牡2歳、美浦・堀宣行厩舎)が断然の主役を務める。

 今年の桜花賞馬グランアレグリア、一昨年の2歳王者ダノンプレミアムなど「超出世レース」としての地位を確立したサウジアラビアRC(G3)をレコード勝ち。

 2着に負かしたクラヴァシュドールが、先週の阪神ジュベナイルF(G1)で2着とハナ差の3着に好走など、内容の裏付けもある。『netkeiba.com』の予想オッズで、単勝1.9倍の大本命に挙げられるのも頷けるというものだろう。

 注目の1週前追い切りは美浦のウッドコースで行われ、3頭併せ馬を敢行したサリオス。6ハロン80.3秒、ラスト12.0秒と終始馬なりで併入したが、「いい時計だし順調」と陣営はコンディションの良さを強調。仕上がりに抜かりはないようだ。

 そうなると日曜には一本被りの人気になることも十分に予想されるが、現時点では競馬ファンの多くが“二の足”を踏んでいるのではないだろうか。

「やはり、先週の阪神JFのリアアメリア(単勝1.8倍で6着)から、あまり時間が経っていませんしね……。あれは精神的にも、お財布的にも(笑)痛いレースでした。

G1で単勝1倍台の馬が馬券圏外まで“飛ぶ”ことはあまりないですし、ましてや今週も先週と同じ阪神のマイルが舞台の2歳戦。リアアメリアと、サリオスの立場がまったく同じというわけではありませんが、それでも『本当に大本命を信じていいんだろうか?』と疑心暗鬼にはなりますよ」(競馬記者)

 リアアメリアとサリオス。記者が話す通り、必ずしも2頭の境遇がまったく同じというわけではないが、注視すべき共通点もある。

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