JRA有馬記念(G1)「超絶サイン」レイデオロが該当……鞍上問題はいつ解決?
平成元年開催の有馬記念で「1」番人気、かつ「1」枠「1」番がオグリキャップ。だが、オグリキャップの馬名には「1」が入っていない。「1」が来ることは示唆されているが、オグリではないことがわかる。
では、「1」の入った馬名というとイナリ「ワン」1頭しかいなかった。そして、サインの通り4番人気をはねのけて優勝する。
無論、サインだけではなく戦績からも納得できる。この年の天皇賞・春と宝塚記念を制しており、近2走が6着、11着と調子を落としていると見られていただけに人気を落としていただけなのだ。
では、令和元年の有馬記念はどういったサインになるだろうか。
まず、1989年当時はなかった「今年の漢字」だが、2019年の漢字は「令」になった。当然、この漢字は元号の「令和」にちなんだものであり、災害で警報発「令」や避難命「令」が多い年だった、という意味も込められている。
令和元年で、今年の漢字が「令」となれば「令」が入った馬名が有力だろう。「レイ」デオロだ。
昨年、平成最後の有馬記念はブ「ラスト」ワンピースが制しているが、2着に入ったのがレイデオロ。そして、平成最後の天皇賞・秋を制したのもレイデオロとなれば、平成から令和をまたいだ今年、有馬記念でレイデオロが来てもサインとしてはおかしくない。人気馬ばかりに目を向けるなという警報発「令」とも取れる。
現時点で枠順は確定していないが、仮にレイデオロが1枠1番に来たら要注意だ。鞍上が決定していない点が気がかりではあるが……。