JRA有馬記念「2019サイン」葵わかなで武豊ワールドプレミア筆頭!? “令和馬券”はレイデオロより「アノ有力馬」に注目!
22日に行われる有馬記念(G1)は国民的注目を浴びるレースだが、当時の世相を示した「サイン」と結果が、何かと連動することで有名だ。
代表的なものは米国同時多発テロがあった2001年の年末、有馬記念はマンハッタンカフェとアメリカンボスという「アメリカ馬券」で決まった。無論、そこに科学的な関連性など皆無なのだが、何故かこういった時事問題が、有馬記念の結果に反映されることがあるというわけだ。
今年は、何と言っても「令和」元年だ。一年を示す漢字も令和から取った「令」となった。実はこの漢字、有馬記念と非常に高い連動性があり、例えば「北」だった2017年には“キタ”サンブラックが、「金」だった2012年には“ゴールド”シップが、それぞれ勝利している。
今年の「令」に最も近いのは、やはり“レイ”デオロだろう。管理するのは、藤沢「和」雄調教師。「レイ和」と完璧に揃っていれば、サイン馬券の有力候補は揺るがない。
そこに“ワ”ールドプレミアを加えた「レイ+ワ馬券」もサイン馬券ファンには高く評価されそうだ。また、有馬記念のゲストプレゼンターはJRAのCMに出演中の女優・葵わかな。レイデオロとワールドプレミアが、奇しくも「青い」4枠に入ったことも強調材料といえるだろう。
ただ、レイデオロの近走は明らかに下降気味。過去のキタサンブラックも、ゴールドシップも最有力候補だっただけに、いくらサインの“後押し”があろうと、空振りに終わる可能性も大きいはずだ。
そこで今回は一捻り加えて、リスグラシューに注目したい。
まず、プレゼンターの葵は6月30日生まれ。3枠6番のリスグラシューには追い風だ。さらに本馬を管理するのは矢作芳人調教師だが、その娘でフリーアナウンサーとして活躍しているのが、矢作麗(れい)。ここで令和の「れい」が登場する。もし、リスグラシューが優勝すれば話題に上りそうだ。
最後に今年は史上初の日本開催となったラグビー・ワールドカップが国民的な盛り上がりを見せた。サイン的には“ワールド”プレミアが最も有力だが、優勝した南アフリカの歴代大統領の名には、ワールドプレミアの母と同じ「マンデラ」氏の名が。鞍上・武豊騎手にも大きなチャンスがありそうだ。