JRA川田将雅ルーツドール惨敗も「サンキューユウガ」帳消し!? シンザン記念「単勝1.6倍」“裏切り”も最終レースで「感謝」の嵐

 少しは“傷”が癒えたファンも多かったのではないだろうか?

 12日、京都競馬場の最終レースは1番人気のサンキューユウガ(牡4歳、栗東・西村真幸厩舎)が優勝。2着馬との接戦を制し、単勝2.0倍の人気に応えた。

 転んでもただは起きない――。それこそが名手たる所以か。わずか35分前、多くのファンを落胆させた川田将雅騎手が、今度は吉報を届けた。

 この日のメインレースとなったシンザン記念(G3)。単勝1.6倍と圧倒的な支持を集めたルーツドールに騎乗した川田騎手だったが、結果は7着に惨敗。大本命を裏切ってしまったとあって「負けすぎですね……。これから原因を探っていきます」と申し訳なさそうに話していた。

 しかし、次の最終レースでは最後の追い比べを制して、きっちり1番人気に応える快勝劇。それもサンキューユウガ(サンキュー(川田)将雅)に騎乗しての勝利とあって、ファンから「ありがとう!」と大きな声援があった。

「本当の意味は『ありがとう』+『優我(優勝を我に)』になんですが、川田騎手が騎乗して勝てば、当然『ありがとう将雅』になりますよね(笑)。

シンザン記念のルーツドールで馬券を外してしまったファンも、これで溜飲が下がったのではないでしょうか。今回の勝利で大きく注目されましたし、今後もコンビを継続してほしいですね」(競馬記者)

 なんとも「これにて一件落着」と言いたくなるような話だが、一方で当然重賞などのメインレースしか馬券を買わないファンも大勢いるわけで……。

 ネット上でも一部のファンからは「シンザン記念でやってくれよ!」「煽ってくるわ笑」「皮肉にも程がある」など、素直に喜べない人も……。これも競馬、という他ないか?

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