JRA未聞の「裸足騎乗ジョッキー」に性的暴行疑惑……あの300勝騎手を襲う「薬を盛られた」被害者証言
昨年の凱旋門賞をヴァルトガイストで制し、欧州最強エネイブルに土をつける大金星をあげたP.ブドー騎手が30日、性的暴行の疑いで被害者とともに事情聴取を受けたと報じられた。
2016年に当時のフランスリーディング記録である301勝をあげ、世界屈指の名手として知られる27歳。日本でもお馴染みのC.スミヨン、昨年のリーディングであるM.ギュイヨンとともに、ハイレベルな争いを繰り広げている。
「日本にも2014年に短期免許で来日していますが、その時は騎乗よりも『裸足事件』が印象的でした。
11月の新馬戦で、ブドー騎手は減量の失敗から斤量55キロをクリアできず、両足のブーツを脱いで騎乗。結果はクビ差の2着と好走でしたが、JRAからレース後戒告を受けました。武豊騎手もこれには呆れていましたね。
そんな『ネタ』もあるブドー騎手ですが、性的暴行疑惑とは驚きですね。本人は疑惑を完全否定していますが、それが本当だといいのですが……」(競馬記者)
将来の「世界No.1候補」だけに事なきを得てもらいたいものだが、アマチュア騎手という被害者女性は「他の被害者も名乗りをあげるかも」と、複数の被害者がいる可能性も示唆している。
被害者女性の証言によれば「ナイトクラブで薬を盛られ、その後暴行された」とのことであり、最近日本でもよく耳にする「昏睡での暴行」ということだ。もし本当であれば、到底許されるものではない。
世界一層が厚く、熾烈を極めるフランスリーディング争い。こうした醜聞だけでも、大きなダメージとなりそうだ。