【新型コロナウイルス】JRA、地方競馬に余波甚大!状況のまとめと今後、馬券の買い方ほか

 すでにニュースなどでご存知だと思うが、新型コロナウイルスの感染拡大防止のため、JRA(日本中央競馬会)は2月29日(土曜)以降すべての競馬場および場外馬券売場(ウインズ、パークウインズ、J-PLACE)で「無観客競馬」を実施することになった。

 変わらず競馬は行われるとはいえ、競馬場への来場制限は非常に残念。日本競馬騎手会の福永祐一騎手も「仕方がないですね」と語っており、今週は四位騎手の引退式、浜中騎手の復帰など話題も多かったが、もったいない開催開幕週となってしまった。

 また、JRAに先駆けて無観客競馬を実施していた地方競馬も、当面の間は無観客競馬を継続する。未だ全体の収束は見えないが、最短で事態が改善することを願うほかない。

 とはいえ通常通り馬券の販売は行われるし、レースの流れも変わりない。パドックがあり、返し馬があり、レースがあるというのは今までと同じだ。ファンは混乱することなく、今まで通りにレースも馬券も楽しんでもらいたい。しかしながら、今まで競馬場やウインズで馬券を購入していた人はどうすればいいのか悩む人もいるだろう。そういった人向けの情報、そして今回の状況をまとめたので参考にしてもらいたい。


■JRA(日本中央競馬会)

 2月29日(土曜)以降、競馬場、ウインズ、パークウインズ、J-PLACEに入場できない。馬券の購入は電話、インターネット投票のみとなる。平日も同様なので払戻業務もないため、払戻期限も延長される。なお無観客競馬の期間は未定だが、12月28日に購入した馬券の払戻有効期限が3月14日と明記されているため、その前には何らかのアクションがありそうだ。

※インターネット投票について

・即PAT
ジャパンネット銀行、楽天銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行、住信SBIネット銀行、ゆうちょ銀行、りそな銀行、埼玉りそな銀行、auじぶん銀行の口座があれば即日登録が可能なJRAのインターネット投票サービス。登録完了後はパソコン、スマートフォン、携帯電話を使用して馬券の購入ができる。

・A-PAT
JRA指定の銀行にA-PAT専用口座を新規に開設し、その口座のみを利用して馬券を購入。パソコン、スマートフォン、携帯電話、プッシュホン電話の利用が可能だが、口座開設などに時間がかかる。

・JRAダイレクト
特定のクレジットカードを利用し、パソコンからインターネットを通して簡単な利用者登録をするだけで、すぐに馬券の購入ができる仕組み。クレジット払いなので馬券代は後払いとなるが、利用金額に上限がある。またスマートフォンはサポート外で、パソコンのみ利用できる。

 なお各詳細(申込方法や使用可能カードなど)はJRAの公式サイトで確認してほしい。

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