JRA「大波乱」日曜も233万、130万馬券に競馬ファン阿鼻叫喚!? 「土日7回」100万超えは史上最多!
26日、日曜も土曜に続き、大波乱の1日となった。東京4Rに3連単233万、10Rにも3連単130万の超高配当馬券が出現した。荒れに荒れた土曜競馬の3連単100万超え5回と合わせると土日で7回となり、これはJRA史上でも最多のレコード更新となった。
京都1Rではフルゲート16頭のうち、完走したのが10頭という多重落馬事故も発生した。土曜から続く不穏な空気がまだ終わらないことを予感させるには十分だったかもしれない。
土曜と違い、単勝万馬券こそ出なかったものの、3連単は100万超え馬券が2度あった。
東京4Rの3歳未勝利では単勝オッズ1.7倍の断然人気ヴィクターバローズが人気に応えて勝利しながらも、2着に14番人気のコスモテキロ、3着に15番人気ベストユエンモンが入る大波乱。いずれも単勝200倍を超える”超人気薄”だった。そのため、1倍台の馬が勝利したにもかかわらず、3連単は233万円だった。
そして、午後に入りWIN5対象レースがはじまると、今度は東京10R鎌倉S(3勝クラス)では13番人気の人気薄カタナが波乱の立役者となった。先頭に立つと、直線に入っても脚色は衰えずにそのままゴール、あれよあれよの逃げ切り勝ちを飾った。2着にも2番手につけていた9番人気ハルクンノテソーロが入るという、いわゆる”行ったまま”の結果で3連単は130万円だった。
そもそもここまで波乱が続出すること自体、かなりの”レアケース”だ。土曜の5回だけでも「JRA史上最多」の記録を更新していたにもかかわらず、日曜に新たに2回追加しての土日7回は勿論レコード更新である。
さすがにここまで荒れると本命党のみならず、穴党にも厳しかったのではないだろうか。
7回のうち、せめてどれかひとつでも100万超え馬券を的中出来ていれば『自粛疲れ』も吹き飛んだだろう。だが、史上最大級の波乱となった今週、競馬ファンの懐にいた諭吉、一葉、英世たちは『STAY HOME』できずに多くの『不要不急の外出』をしてしまったかもしれない……。