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【徹底考察】菊花賞(G1) レインボーライン「マイル王モーリスを追い詰めた最大の『惑星』福永祐一が絶賛した札幌記念の内容から『真価』に迫る」

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 さらに、『考察』で札幌記念の4コーナーで本馬が膨らんだせいで、モーリスとの差が開いたと述べたように、レインボーラインには右回りにやや不安があるように見える。もっと具体的に述べると左手前の際に、左側へ蛇行する癖がありそうだ。これはニュージーランドTのスタート直後や、斜行で制裁を受けたアーリントンCの最後の直線にも見られた傾向。右回りの長丁場となる菊花賞ではその不安が大きくなるが、できれば前だけでなく外側にも壁を作るような位置で競馬をしたいところだ。

 また、近年の菊花賞で好走するためにはスタミナよりも、気性や競馬の上手さが重要視される傾向にあるが、その点でレインボーラインは同世代の中でも屈指の競馬上手。折り合い面に大きな不安もなく、競馬に幅もあるため自在性も高い。その点は本番で大きなアドバンテージとなるはずだ。

 福永騎手は前走後に「この馬、強くなるわ」と最大限の賛辞を送っているだけに、本馬への期待度は高いはず。前週の秋華賞で会心のレースで勝ち切った手腕を、今週も期待したいところだ。鞍上の立ち回り一つで、上位進出の可能性は十分にあるだろう。
(監修=下田昭雄(栗東担当))

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