秋華賞勝利、2週間で「地獄から天国」の福永祐一騎手が完全復活! あまりに上機嫌で有村架純を「ホメ殺し」も、妻への配慮忘れず?
16日の秋華賞(G1)を3番人気のヴィブロス(牝3 栗東・友道厩舎)で制した福永祐一騎手。隊列の真ん中から外に出し、この馬のキレ味を引き出して粘る2着馬を差し切った騎乗はまさに「完璧」と言えるものだった。
福永騎手は「今日はきっちり馬の力を出し切れて良かった」と笑顔で語っているように、まさに会心の騎乗でのG1勝利。これで福永騎手は春のヴィクトリアマイル以外の「牝馬限定G1」をすべて勝利したこととなり、完全制覇に王手をかけた。
福永騎手としても、期待馬であるヴィブロスで臨んだ秋華賞には期する思いがあったはずだ。2日のスプリンターズS(G1)で圧倒的1番人気に推されたビッグアーサーを惨敗させてしまった際、「最低の騎乗、申し訳ない」と本人のショックは相当なものだった。慣れない関東遠征や勝負どころで躓くなどアクシデントもあったが、当人は大きな責任を感じていたようである。妻である松尾翠がブログでこのレース匂わすような悩みの文面を出していたほどであった。
そんな中での非の打ち所のない完璧なレース運びでの勝利。今回のレースで福永騎手も完全に「吹っ切れた」と考えていいだろう。
そして、よほど上機嫌だったのか、同レースの表彰式に登場した「あの女優」にも絶賛の嵐だった。