GJ > 競馬ニュース > 【徹底考察】ラニ  > 6ページ目
NEW

【徹底考察】みやこS(G3) ラニ「この馬は間違いなく偉大なチャレンジャーだ。だが、『日本』で本当に強いのか、それとも……」

【この記事のキーワード】, ,

 今週は今のところ関西地方に雨の気配はなく良馬場が濃厚。だからこそラニとしては、仮に後方からの競馬になったとしても、道中である程度のポジションまで早目に押し上げたいところだ。

 その上で実際にラニは早めの進出、つまりは「まくりの競馬」を行った経験がある。1つはヒヤシンスSで、もう1つがベルモントSだ。これらの結果は対象的で、ヒヤシンスSは早目に動いた分、直線で伸びを欠いて失速。対してベルモントSでは最後まで伸び続けて、しぶとく3着に粘り込んでいる。

 ヒヤシンスSの体調面や馬体重が本物でなかったことを考慮するべきか、それともアメリカのベルモントパークのダート2400mという特殊な条件だからこそ、ラニのまくりが決まったのか。判断は難しいが、少なくともベルモントSのような走りができれば、ここでも好勝負は可能だ。ただし、積極性を欠いた場合は、前走と同じく「後方から良い脚を使ったが届かなかった」競馬になる可能性が高い。そして、それによって前走よりもさらに着順を落としてしまう可能性はもっと高いといえるだろう。
(監修=下田照雄(栗東担当))

【徹底考察】みやこS(G3) ラニ「この馬は間違いなく偉大なチャレンジャーだ。だが、『日本』で本当に強いのか、それとも……」のページです。GJは、競馬、, , の最新ニュースをファンにいち早くお届けします。ギャンブルの本質に切り込むならGJへ!

Ranking

23:30更新
  • 競馬
  • 総合
  1. 交通事故で乗り合わせたすべての馬が死亡……度重なる危機を奇跡的に乗り越え、最後は年度代表馬に。人知を超えた「奇跡の馬」サンデーサイレンス【前編】
  2. 武豊やC.ルメールでさえ「NGリスト」の個性派オーナーが存在感…お気に入りはG1前に「無念の降板」告げた若手騎手、過去に複数の関係者と行き違いも?
  3. 有馬記念(G1)武豊「ウイニングラン」も残酷な結末! スペシャルウィーク、グラスワンダーが激突した1999年…… 最強世代の意地を懸けたラストバトル
  4. 「3大始祖」消滅の危機……日本で「2頭」世界で「0.4%」の血を残すべく立ち上がったカタール王族の「行動」に称賛
  5. 競馬版『無限の住人』!? 米最高峰の舞台に立った「独眼竜」馬に熱視線も、意外と多い「隻眼の強豪」
  6. 母の全兄は「G1優勝」の現役種牡馬! 新進気鋭のオーナーがJRA新馬戦初V
  7. 横山典弘騎手が若手騎手に「あの乗り方はやめろ」岩田康誠騎手らが実践する「お尻トントン」は、競走馬の負担になるだけ?
  8. アドマイヤ軍団が「G1・45連敗」武豊と絶縁し「40億円」と引換えに日本競馬界フィクサーの”逆鱗”に触れた凋落の真相?
  9. 「シャフリヤールの激走はわかっていた」本物だけが知る有馬記念裏事情。そして“金杯”で再現される波乱の結末とは?
  10. JRA元騎手・藤田伸二氏の「引退理由」を日本経済新聞が痛烈批判!?「木を見て森を見ない典型」と述べた騎手リーディングの本質とは