JRAモズスーパーフレア、ラブカンプーには大歓迎!? ”今年”の北九州記念(G3)が差し馬に厳しい理由とは……攻略のカギとなるのはあのイベント
昨年の北九州記念にはモズスーパーフレアが出走したが、前崩れのレース展開に4着と敗れた。とはいえ、このときの前半3ハロンは32秒7に過ぎない。過去10年でも前半32秒4を切った年は3回のみだ。これらを考慮すると、3歳未勝利戦ですら32秒4が出た今年の異常な高速馬場なら、十分に残せる可能性も考えられる。
「例年の場合は2回小倉8日目に行われるため、差し馬場に変わりはじめるタイミングですが、今年は東京オリンピックの関係で日程が先延ばしになりました。
その影響で8日目ではなく4日目の開催となったため、現在の小倉の馬場はまだまだ前残りの傾向が続いています。
これは逃げ先行馬にとってはまたとない援護射撃となるのではないでしょうか」(競馬記者)
出走を予定しているメンバーの顔触れからは、超ハイペースの激流が予想される。
だが、現在の前残りする小倉の馬場であれば、むしろ前にいないと勝負にならないという逆のケースも十分に考えておく必要がありそうだ。