JRA武豊の大親友が競馬史に残る「名場面」を演出!? 凱旋門賞(G1)にO.ペリエ参戦で、「4年前」の再現もあり得るか
日本でもお馴染みのペリエ騎手は、武豊騎手と親交があることでも知られている。武豊騎手がJRA通算3000勝を達成した際、頬にキスをプレゼントしたというエピソードがある。また4200勝を達成した際には、フリーライターの平松さとし氏を経由してお祝いのメッセージを送ったほどの親密ぶりだ。近年、ペリエ騎手は日本での騎乗はないものの、どうやら良好な関係は続いているようだ。
そんなペリエ騎手がストラディバリウスに騎乗することになり、武豊騎手を地元フランスで迎え撃つことになる。2012年の凱旋門賞では勝利寸前に思われたオルフェーヴルが、ゴール前でペリエ騎手のソレミアに交わされるという出来事もあった。馴染みの騎手でありながら、日本人にとって因縁の騎手であることも忘れてはならないだろう。
だが、武豊騎手とペリエ騎手による名場面が誕生する可能性もあるかもしれない。
16年の凱旋門賞はR.ムーア騎手のファウンドが優勝。そのゴール直後に、デットーリ騎手がムーア騎手にキスをするという予想外の出来事が起きた。これは競馬史に残る名シーンのひとつである。
もし、武豊騎手が優勝することができれば、ペリエ騎手から思いもよらぬプレゼントがあるかもしれない。3000勝達成の時は頬にキスだったため、凱旋門賞制覇となれば……。
果たして、今年の凱旋門賞で歴史的な名場面は誕生するだろうか。ただ、コロナ禍だけに配慮あるものになるはずだ……。