JRAグランアレグリアより買うべきはアノ馬! スプリンターズS(G1)平均配当「10万超え」の荒れるレースは「穴馬」選びが勝負の分かれ目!? 「激アツ現場情報」で完全的中を狙う!

4日、中山競馬場でスプリンターズS(G1)が開催される。秋の短距離王決定戦にフルゲート16頭の快速馬が集結した。秋G1初戦を的中させ、これからのG1シーズンに弾みをつけたいところだ。

 過去10年の3連単平均配当は13万4129円と、荒れるレースということがよく分かる。その一方、1番人気が4勝、1~3番人気馬で8勝を挙げていることからも、上位人気馬を軽視できない。ヒモ荒れ必至のレースと言えるだろう。

 先週の神戸新聞杯(G2)はコントレイルとマイラプソディの2軸で勝負するも、後者が鼻出血で最下位という結果……。今週こそは「強力現場情報」をもとに、スプリンターズSをハナビ杉崎が攻略する。

 まず「◎」はモズスーパーフレア(牝5歳、栗東・音無秀孝厩舎)だ。

 今年の高松宮記念(G1)勝ち馬を本命に推す。前走の北九州記念(G3)は昨年より1.5キロの斤量増という悪条件の中で2着に好走。昨年は同レース4着からの臨戦過程で挑み、本番で2着と結果を残していることを考えれば、今年はそれ以上の活躍に期待できそうだ。

「陣営はセントウルS(G2)を使うことも考えていたようですが、間隔が詰まってしまうので、それを避けて北九州記念を使っています。前年の好走ローテを踏襲していますね。追い切りでも好時計をマークしており、いい仕上がりで臨めそうですね。昨年はタワーオブロンドンに交わされて2着に敗れましたが、今の実力なら逃げ切りも十分にあり得るでしょう」(競馬記者)

 中山コースは【3,2,0,0】と大得意にしている。内枠に入ったことで、気分良く逃げられるのもプラス。もはや死角なしと言ってもいいだろう。

 次に「〇」はエイティーンガール(牝4歳、栗東・飯田祐史厩舎)だ。

 前走のキーンランドC(G3)は鋭い末脚で勝利。確実に繰り出す終いの脚は魅力的だ。モズスーパーフレアが演出する速いペースを味方につけるのではないだろうか。

「前走は馬場や枠順などがうまく噛み合っての勝利に見られますが、確実に力をつけています。決め手はいいモノがあるので、前傾のラップになれば楽しみですね」(厩舎関係者)

「久々の騎乗となる池添謙一騎手は『心身ともに成長を感じました。スムーズに折り合って末脚を活かせれば』と話していました。初の中山コースを克服できるかが鍵になりそうですね」(競馬記者)

 池添謙一騎手といえば、今年の安田記念(G1)を代打騎乗のグランアレグリアで勝利し、アーモンドアイから大金星をあげている。今回も坂井瑠星騎手の代打ということで、注目したい。

 そして、G1レースで忘れてはならないのが、春は牝馬が大活躍したことだ。先述の馬に加えて、大阪杯(G1)のラッキーライラック、宝塚記念(G1)のクロノジェネシスなどが該当。秋もこの流れが続いているかもしれない。

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